アメリカンナイズ

SHU5112005-08-25

いい意味で今週はすごく余裕のある生活してたかも。学期の最初の週だって事もあるけどゆったり家で過ごせる分(運動しろよって感じだけど)、買い物から本じっくり見て料理に打ち込めて、家も授業がある建物から近い事もあって(徒歩1分)、毎度お昼になったら帰ってご飯を作る、もち夜も作る。この前の毎日がてんてこ舞いだった春学期みたいな生活にはならなそう、嬉しい限り。そうそう、この頃ソファーに寝っころがりながら本読んだりする。また日本から持ってきた宮部みゆきさんの作品にハマり、「天狗風」「理由」「数のある風景」「火車」。この4日間で一日一冊のペースで読み続けてた。随分昔のからさかのぼって読んでったけど、やっぱり彼女は文才に長けてるって思う。一つ一つの場面や人物の描写が想像力の乏しい私にだってクリアに描けるぐらいいい。表現がいいからってどの著者の作品もいいってわけではなくて、あの彼女表現の仕方も好き。もちろんあの作品構成も好き。昨冬に親友に借りた司馬遼太郎の「燃えよ剣」、まだ読んでないんだよね。「勧めてやったのに!」って怒られそうだ・・。今週末にでも読もうかな?

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日本に帰った友達とチャット。日本に帰って友達に会うと「アメリカンナイズされてるねー」といわれるらしい。今まで私は3年間アメリカにいて、友達も2年間いて、ここで生活してやっぱり変わったことは変わったんだと思う。絶対日本じゃしないよなーって思うようなことを今じゃ普通にしたりする(日本に帰ったら直そうと努力するけど)。

服装:ホント、服装には全然こだわりがなくなった(元からあまりある方でもないけど)。ジャージや超普通のTシャツで授業に出かけるし、日本じゃ絶対着ないミニスカート履いたりする。もちろん毎日すっぴん。代わりに日本に帰ったら即お買い物、日本の服を買いだめ。化粧もするようになるし、バスケ足が見えちゃうようなミニスカートなんて絶対に履かない。ただアメリカでいいところはジーンズ安い事、ぐらい?

習慣1:特に変わったのが人に会ったら絶対ハグする事、男でも女でも。日本・韓国・中国・台湾出身の男の子とはしないけど、他の人だったら「ひゃー久しぶり!元気してた?!」なんて言いながら普通にハグ。写真の時も気軽に肩組んじゃうし、彼氏の前でも余裕でそんな事をしてしまいます、「ここではそういう習慣なんだから!」って事で変な割り切りで苦笑。あと公衆の面前でキスしたりイチャイチャしてるカップルを見ても何も思わなくなった、アメリカ来た当時は「どこ見ていいんだよー」って本気で思ってたけど笑。まぁ日本じゃないから困らないか!

習慣2:全然そんなキャラじゃなかったはずなのに、なぜか言うのが当たり前になってしまった言葉。甘い言葉。日本語じゃあ100回頼まれてやっと1回言うような言葉を、母国語じゃないとあまり躊躇せずに言える・・もんなのかね?アメリカ人と付き合った時に身についちゃったのかな?分からないけど。電話の後に"luv ya"って言うのが当たり前になった。自分でも分からない変な習慣、変なの。

言葉:もとからはっきり物事を言う方だけど、ますますズバっと言うようになったらしい。妹に「お姉は元から直接的にはっきり言う方だけど、分かってるけど、そういう風に言われるの慣れてないからやめてくんない?」、その時実に私妹のことを褒めたのですが。。いつの間にか相手の目をじーっと見る事も慣れてた、って言うか当たり前になってしまった。目をまじまじ見ていつもの私の調子で褒める、けなす、しかりつける?妹曰く変に威力が増すらしい、いい意味でか悪い意味でか笑。


他にも色々あるんだろうけど今まで思いついたのここまで。アメリカンナイズされてるかもしれないけど絶対変わらなかったのは食生活。やっぱり日本食最高。日本にいる時はお母さんの手料理を毎日食べてたのでやっぱりこっちで外食続きになると嫌気がさす。やっぱり家庭料理が一番。日本料理一番。でも日本帰って早くラーメンとお寿司食べたいです笑。


写真**

なんて呼べばよかったんだっけ、これは。シアトルのChina Townにあるある香港料理店にあったもの。よくこのレストランには通ったなー。実際あまり私には香港料理と中華料理の違いが分からなかったけど、sherryとvinceが「ここに入ったときから香港の独特のにおいがしたんだよ!」って言ってたので本物でしょう、味も本場通りって言ってたし。ツーソンには二つのレストランを除いておいしい!っていう中華レストランがないから(あまり行かないし)、シアトルでたんまり食べれてよかったかも。オススメのお寿司屋さん、友達から聞いてたんだけど行けなかったんだよね。残念。